認知症などにより、ご自宅へ戻れなくなったり、行方が分からなくなったりすることがあります。ご本人の安全を守り、ご家族の不安を少しでも減らすために、岸和田市では「認知症高齢者等見守りネットワーク」を運用しています。
この制度は、市内にお住まいの高齢者などが行方不明になった際、介護事業所、交通機関、病院などの協力機関へ情報を発信し、早期発見につなげる仕組みです。あわせて、地域の中で認知症への理解を広げることも目的としています。
早めの事前登録がおすすめです
行方不明になるおそれがある方は、岸和田市福祉政策課で事前登録ができます。あらかじめご本人の情報や顔写真を登録しておくことで、緊急時の情報発信をより速やかに行えます。登録には原則としてご本人の同意が必要です。
事前登録した方には、専用ステッカーが交付されます。ステッカーを衣服や持ち物などに付けておくことで、地域の方が見守りネットワークの登録者であることに気づく手がかりになります。
なお、写真だけでは事前登録は完了しません。「岸和田市認知症高齢者等見守りネットワーク登録届」の提出が必要です。事前登録をしていない場合でも、行方不明時に緊急の情報発信を依頼できます。
行方が分からなくなったとき
まず、岸和田警察署へ行方不明届を提出します。その後、市の案内に従い、行方不明者届を岸和田市福祉政策課へ提出してください。平日の受付時間外や土・日曜日、祝日、年末年始は、特別養護老人ホーム萬寿園が窓口となります。
– 岸和田警察署:072-439-1234
– 岸和田市福祉政策課(平日午前9時~午後5時30分):072-423-9467
– 特別養護老人ホーム萬寿園(市役所閉庁時):072-445-0749
地域の方もLINEで見守りに参加できます
岸和田市は、2025年6月1日から市公式LINEでも行方不明者情報などを発信しています。市公式LINEを友だち登録し、トーク画面で「見守りネットワーク」と送信すると、案内に沿って受信設定ができます。
情報を受け取り、「ご本人ではないか」と思われる方を見かけたときは、驚かせないようゆっくり声をかけ、安全を確保したうえで警察などへ連絡しましょう。
認知症による行方不明は、どのご家庭にも起こり得ます。「まだ大丈夫」と思える時期に制度を知り、備えておくことが、ご本人とご家族の安心につながります。
登録方法や見守りステッカー、LINEの受信設定など、詳しくは岸和田市公式ウェブサイトをご確認ください。
岸和田市 認知症高齢者等見守りネットワーク(https://www.city.kishiwada.lg.jp/page/31-mimamori.html#sutekka-)